基本的に「夜」だけ着用するので、学校で装置が気になる事はありません。
動かす対象が”歯”でなく、”骨”である為、一般的な矯正に比べ、抜歯の可能性を極端に低くする事が可能です。
自分の筋肉と顎の動きで治すので、一般的な機械の力で治す方法と違い、後戻りが圧倒的に少ない治療法です。
鼻腔を拡げるため、”口呼吸”から”鼻呼吸”へ変化する事も多く見受けられます。
ただ入れてるだけ。何のトレーニングもありません!!
一般的な機械で力を加える矯正と違い”自分の力”で歯列を整えていくため、痛みは一切伴いません。
N-Bimler矯正のベストな時期は、右記の図のような混合歯列期における”上顎側切歯(上の前歯の2番目の歯)が萌出してきた頃”と言われています。
多少の前後時期は、大きな問題はありませんが、残っている乳歯の数が4本以下になってしますと、残念ながらうまく並ばない可能性が高くなってしまいます。
例として、下図のように歯とあごの骨(長椅子)でお話してみます。
歯並びが悪い状態というのは、左図のように3人掛けの長椅子に4人が無理に座っているような状態です。右図のように、この4人をきちんと座らせるためには、4人掛けの長椅子を用意してあげる必要があります。
つまり、歯並びが悪くなってしまっているのは“あごの骨が小さい”ために起こる事が大半なのです。歯と椅子の例と同じように、あごの骨(椅子)を成長させられる6〜11歳という時期に、歯がきちんと並ぶように(椅子に座れるように)、あごの骨の成長を促してあげる必要があるのです。
余談ですが、この理論で考えて頂くと、大人になってから矯正治療をすると歯を抜かなければならなくなってしまう理由もご理解出来るかと思います。
大人になり、成長が止まってしまった”あごの骨”は、大きくできないため、歯の数を減らして歯並びを整えなくてはいけなくなってしまうのです。
「口呼吸」は、風邪をひきやすい等の感染しやすい体質になったり、集中力の低下、睡眠障害、猫背などの姿勢の悪さ、むし歯や歯周病の危険性の上昇、アレルギー体質、「低舌位」による出っ歯になるなどの歯並びの不正を引き起こします。
原因は、鼻腔の狭さも1つの要因と言えます。鼻腔は本来、適切な酸素を外気から吸引する場所ですが、ここが狭いと口呼吸の原因となります。又、口腔周囲の筋肉の低下や嚥下時の舌の動かし方も原因となります。
呼吸までも変える矯正は、機能矯正は、機能矯正しかありません。
N-Bimlerは、機械(装置)の強制的な力に頼らず、自分の力を最大限に高め、”自分の力”で自然に治していく矯正治療法です。その様な治療法は、”機能矯正”しか存在せず、N-Bimlerはその要素を十分に発揮出来る装置です。従いまして、後戻りに対しては、後戻りは、ほぼなく、他の矯正治療法と比べて、圧倒的な強みがあると言えます。
以下に、その仕組みを図解したいと思います。
歯並びは、舌の力(舌圧)と唇や頬の力(口唇圧)のバランスの良い場所に存在すると言われています。Bimler装置は、舌圧と口唇圧を鍛えるため、あごの骨を広げていき、結果として自然な位置へ歯が誘導されます。
左図(画像①)は、上から見たそれぞれの力を示しています。
右図(画像②)は、横から見た図です。舌圧が弱いと口唇圧に負けて、歯やあごが自然に成長せず、あごの骨の成長を妨げ、結果として歯並びが悪くなります。
又、N-Bimlerを行う前に主に乳歯にNeo-Capという装置を装着します。この装置の役割は、狭くなった口腔内を急激に広げるので、小さく成長してしまったあごの骨や歯により動きを制限された舌の動きの制限を解き、より自由に動かせる舌の空間を作ります。それにより、舌圧が増す事が可能です。
この様な仕組みを持った矯正システムは、N-Bimlerしかありません。
これが当院がN-Bimlerを推奨する理由です。
当院では矯正歯科治療でお悩みの方へ矯正相談を行っています。お電話よりお気軽にご連絡ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:09:00〜13:00
午後:15:00〜19:00
休診日:日・祝日